【2017年2月度海外レポート】2016年中国モバイルゲーム市場収⼊状況分析 月商1000万人民元の70タイトルとは
本稿では、「中国マーケットトレンドレポート 2017年2月」の<特集2 2016年中国モバイルゲーム市場収⼊状況分析>の一部を抜粋しています。
2016年の中国モバイルゲーム市場の実収⼊は819.2億元であり、前年同期⽐59.2%成⻑となりました。成⻑率は下がったものの、中国のモバイルゲーム市場の収⼊規模は世界1位です。
しかし、2016年は中国のモバイルゲーム市場が急激に分割された1年でもありました。というのも寡占状況が形成され、中⼩ディベロッパーが⽣き残る余地が徐々に減ってきているのです。
このような状況の下で、⼀部の中⼩ディベロッパーは⼤⼿ディベロッパーとの協⼒を選択し、⾃⾝の製品を⼤⼿ディベロッパーに代理発⾏させることで、市場規模の恩恵を受けています。とはいえ、中⼩ディベロッパーの収⼊はそれに応じて減少しています。
上図に⽰すとおり、テンセント・ゲームズ(騰訊遊戯)とネットイース・ゲームズ(網易遊戯)がモバイルゲーム市場全体の66%を占めており、中国のその他のモバイルゲームディベロッパーが残り34%のシェアを争っています。
その34%の市場シェアには、従来のクライアントゲームからモバイルゲームに参⼊した完美世界、巨⼈網絡、⻄⼭居、空中網などの⼤⼿ディベロッパーや、モバイルゲーム時代になってから頭⾓を現した中⼿遊(勝利遊戯)、英雄互娯、莉莉絲、蓋婭互娯などの優秀なモバイルゲーム企業、そしてブラウザゲーム市場のガリバーとしてモバイルゲームに参⼊した37互娯、遊族網絡などの⼤⼿ディベロッパーのシェアが含まれます。
さらに、中国ではモバイルゲーム配布チャネルが強い発⾔権を持っており、要求する収益配分割合が⼤きいため、ディベロッパーとパブリッシャーが獲得できる利益は少ない。そのため、中⼩ディベロッパーは⽣き残りが困難になっているのです。
ここら先の内容は、2017年2月の中国マーケットトレンドレポート(MTR)からご確認ください。ご契約者はそのままリンク先でご覧ください。MTRをお求めの方は、レポートページよりご連絡いただければ幸いです。
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