セガサミーHD、スマホゲーム含むデジタルゲーム分野が大幅に収益改善へ 『オルサガ』『ぷよクエ』が堅調に推移 – Sp!cemart News

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セガサミーHD、スマホゲーム含むデジタルゲーム分野が大幅に収益改善へ 『オルサガ』『ぷよクエ』が堅調に推移

セガサミーホールディングスは、2017年2月6日(月)、2017年3月期 第3四半期決算を発表し、決算資料を同社コーポレートサイトにて公開しました。第3四半期累計実績(4-12月)は、売上高が2857億円(前年同期比<YoY>17%増)、営業利益350億円(YoY 189%増)、経常利益353億円(YoY 180%増)、税引前当期純利益430億円(YoY 284%増)となりました。

 

ゲーム分野が含まれる「エンタテインメントコンテンツ事業」では、第3四半期累計実績(4-12月)は、売上高が1554億円(YoY 14%増)、営業利益153億円(YoY 446%増)となり、さらに内訳としてスマホゲーム分野が含まれる「デジタルゲーム」では売上高350億円(YoY 6%増)、営業利益53億円(前年1億円の赤字)でした。

 

パッケージゲーム、アミューズメント機器分野において、⼤型タイトルの販売が集中したことから好調に推移したほか、デジタルゲーム分野において既存主⼒タイトルが堅調に推移するなど、前年同期と比べて大幅に収益改善を果たしました。

 

▲セガサミーHD 2017年3月期 第3四半期決算資料より。「エンタテインメントコンテンツ事業」の業績推移。通期計画は2016年11月2日修正した通り2050億円となっています。

 

けん引したのは、マルチプラットフォームとして展開するオンラインゲーム『ファンタシースターオンライン2』をはじめ、スマホゲームでは『オルタンシア・サーガ -蒼の騎⼠団-』や『ぷよぷよ!!クエスト』『チェインクロニクル3』等の既存主⼒タイトルが中心です。

 

また、第3四半期ではAM機器のIPを様々なデバイスで提供し顧客接点の最⼤化を⽬指す「マルチデバイス×ワンサービス」の取り組みとして、 『SOUL REVERSE』シリーズ第1弾『SOUL REVERSE ZERO』をスマートデバイス向けにリリース。

 

下記は、デジタルゲーム分野における主要指標となります(PC・モバイルほか含む)。

 


※2017年3⽉期より⼀部事業を遊技機事業に移管しており、2016年3⽉期実績につきましては遡及処理の内容を反映させております
※平均MAU、ARPMAU、累計ダウンロード数は、無料プレイ型のタイトルのみで集計(売り切りは含めない)
※2017年3⽉期第1四半期のARPMAU実績を修正しております
※1.各四半期内におけるMAU(マンスリー・アクティブ・ユーザー)の平均値
※2.四半期内におけるデジタル売上⾼を平均MAUで割った値
※3.各四半期の国内デジタル売上⾼のうち、上位3タイトルが占める占有率
※4.各四半期におけるデジタル売上⾼に対して広告宣伝費が占める⽐率
※5.NoahPassとは、スマートデバイス向けマーケティング⽀援ツールを指す
※6.2016年3⽉期第2四半期よりMAUの集計⽅法を変更
※7.各四半期の末⽇時点

 

既存タイトルを中⼼に広告宣伝等を実施したため、広告宣伝費率が増加したほか、新作タイトルの投⼊に伴い、MAUは増加している⼀⽅で、ARPMAUは低下しています。

 

また、各四半期の国内デジタル売上⾼の上位3タイトルは、『ファンタシースターオンライン2』、『オルタンシア・サーガ -蒼の騎⼠団-』、『ぷよぷよ!!クエスト』になります。第3四半期の上位3タイトル売上占有率は、67.6%と前四半期の70.3%比べて下がりました。『チェインクロニクル』の大型アップデートや、新作『SOUL REVERSE ZERO』の登場が影響しているのがうかがえます。

 

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