【2017年7月度日本レポート】新規と休眠ユーザーにリーチする「カムバック施策」と「チュートリアル」を調査
本稿では、「日本マーケットトレンドレポート 2017年7月」の<特集1『カムバック施策調査』>と<特集2『チュートリアル調査』>の一部を抜粋しています。
スマホゲームでDAUを増加させるには、既存ユーザー以への施策以外に、新規ユーザーの獲得と休眠ユーザーの呼び起こしが不可欠です。今回の特集では、休眠ユーザーを再びアクティブ化させる「カムバック施策」と、新規ユーザーが最初に到達するチュートリアルの構成について調査を行いました。
カムバック施策調査
近年は1タイトルあたりの⻑期運用化が進んでおり、 DAUをいかにして向上・維持させるかという点が課題となっています。 DAUを向上・維持させる主な手段としては、「新規 ユーザーを獲得する」「既存ユーザーの維持」「休眠ユー ザーを復帰させる」といった手段が考えられます。今回の特集では、そのうちの休眠ユーザー復帰に関わるカムバック施策について調査を行いました。
本特集で調査対象としたのは、2017年6月のApp Storeセールスランキング平均トップ100、かつSp!icemart Calendarでイベントデータを取得しているタイトル。カムバック施策は通常のイベントと比べると実施頻度が少ないため、イベントデータの取得期間は2015年7月1日〜2017年6月30日の2年間としています。
全67タイトルが2015年7月1日〜2017年6月30日の間に行ったカムバック施策を調査した結果、約30%にあたる21タイトルがカムバック施策を実施していたことが分かりました。特集記事「カムバック施策」のなかから、一部だけを公開します。
上記以外に、下記の内容についても調査しています。
【主に掲載されている内容】
- 調査タイトルの選定
- カムバック施策実施状況
- カムバック施策の実施タイミング
- 実施期間と対象ユーザーの調査
- カムバック施策の内容
- 興味深かった事例の紹介
- 各タイトルのカムバック施策のデータまとめ(付録)
チュートリアル調査
ユーザーがゲームで最初にプレイすることになる「チュートリアル」は、ゲームの世界観や操作方法といった基本的な情報を、簡潔、かつ明確に伝えるのが目的です。また同時に、わずかな時間でゲームの魅力をユーザーに伝え、ゲームをプレイしたいと思わせる重要な役割を持っておりますので、気にされているパブリッシャーも多いのではないでしょうか。今回の特集では、上位タイトルにおける「チュートリアル」の傾向について調査しました。
今回の調査対象としたのは、Sp!cemartで集計した2017年6 月の平均セールスランキングトップ100、かつ 「Google Play」ストアで定められている「RPG」 「アクション」「音楽&リズム」「シミュレーショ ン」「スポーツ」のジャンルに属し、比較的リリース日が新しい30タイトルです。
本特集では、全30タイトルのチュートリアルの構成やプレイ時間、タップ数、またリセマラにかかる時間なども調査しました。本記事では、特集記事「チュートリアル調査」のなかから一部を抜粋して公開しています。
上記以外に、下記の内容についても調査しています。
【主に掲載されている内容】
- 調査タイトルの選定
- ダウンロード容量
- ダウンロードのタイミング、およびダウンロード時の工夫
- チュートリアルプレイ時のタップ数
- チュートリアルのプレイ時間
- チュートリアルをパートごとに分類
- ガチャまでのチュートリアルプレイ時間
- チュートリアル中ガチャの仕様
- チュートリアル突破時の状態
- リセマラ時間の調査
- 興味深い事例の紹介
- 各タイトルのチュートリアル構成のデータまとめ(付録)
ここから先の内容は、日本マーケットトレンドレポート(MTR)からご確認ください。MTRをお求めの方は、レポートページよりご連絡いただければ幸いです。
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