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KLabの新作スマートフォンゲーム『キャプテン翼 ～たたかえドリームチーム～』が、6月13日（火）のリリースから1週間経たずして、App StoreセールスランキングでTOP30入りを果たしました。

本作は、漫画「キャプテン翼」を題材にした対戦型サッカーシミュレーションRPGです。初代「キャプテン翼」から最新の「キャプテン翼ライジングサン」までの原作ストーリーの追体験できるほか、好きな選手を揃えて自分だけのドリームチームづくり、全国のプレイヤーとの対戦が楽しめます。

事前登録キャンペーンは、5月8日（月）開始以来累計235万以上の登録者数を突破。なお、この数字はLINE公式アカウントフォロワー数、公式Twitterアカウントフォロワー数、公式Facebookページのいいね！数の合計になります。同事前登録は、フォロー及びいいね！するだけで登録完了になるため、その手軽さがゆえ驚異の数字を記録しました。ちなみに、LINEアカウントを使用したゲームにおける事前登録キャンペーンでは、国内過去最多とのこと。

また、「Sp!cemart カレンダー」でもイベント情報の取得を開始。現在イベント等の調査を行っており、7月中旬より本運用となる予定です。本運用開始の際は、改めてお知らせします。

▲「Sp!cemart カレンダー」日本App Store『キャプテン翼』6/8 – 6/15より 

さて、ダウンロード・セールスランキング共に急上昇を果たした本作ですが、リリース当初から様々なキャンペーンを実施しています。本作では、有償アイテム・夢球（ゆめだま）を用いて、ガチャからキャラクターを得るというマネタイズがメインです。

▲夢玉一覧。なお、ガチャ1回は5個。10連ガチャは 50個必要になります。

ガチャ施策では、「スタートダッシュガチャ」と「リリース記念ガチャ」の２つを開催中。前者は、ゲーム開始時から30日間の1回限定で、「SSR」が1枠必ず手に入るスペシャルな10連ガチャとなっています（有償限定）。一方で後者は、6月23日（金）13：59まで開催中の10連で1枠「SR」以上確定のガチャ。

そのほか、1日1回限定で夢玉1個で回せる「翼ガチャ」と「日向ガチャ」も開催中。夢玉1個とはいえ、有償限定のため、課金ハードルを下げる施策として寄与していそうです。ちなみに本作のガチャでは、1回回すごとにガチャポイントを1獲得できます。これを10貯めると、ポイントガチャチケットを1枚獲得でき、さらにガチャチケットを5枚消費することで1回ポイントガチャを回すことが可能。

上記のように充実したガチャ施策はもとより、さらにセールスランキングを押し上げた施策として、セットパックと特別ログインボーナスの購入が関係していそうです。

まずセットパックでは、SR以上確定のプレミアムガチャチケット1枚と夢球5個が入った1人1回限定の「初心者応援パック」が480円で販売。また、同じく1人1回限定の「SR選手即戦力パック」（3,000円）、「SSR選手即戦力パック」（9,800円）と松竹梅がショップでは並んでいます。

そして本作では「定期ギフト」という呼び方をしている、特別ログインボーナスも充実しています。ショップには、すべて1人1回限定で8種類ほど並んでいます。ひとつ例に挙げると、「夢球もりもりセット・A（25日分）」では9,800円で通常時の2倍の350個もの夢球がもらえます。毎日14個配布され、すべて手に入れるためには25日経たなければなりませんが、夢球が倍もらえるだけあって、個数をお得に手に入れたいと考えるユーザーも少なくないのではないでしょうか。また、運営側としては定期的にログインしてもらえる施策として、新規定着に寄与するものだと考えられます。

ガチャ施策と特別ログインボーナスのふたつで、リリース当初からスタートダッシュをきめたいユーザーの熱がセールスランキングを押し上げたのかもしれません。

▲余談ですが、最初のお試しガチャでは何回でもリトライ可能でした。IPタイトルだけあって、ゲーム開始時に好きなキャラクターを手に入れさせる施策として、LTVの向上にも一役買っているのではないでしょうか。

また、「日本マーケットトレンドレポート 2017年4月」の特集1「特殊課金モデル調査」では、特別ログインボーナスをはじめ、様々なマネタイズ事情の最新動向をレポートでまとめています。ぜひ、ご覧ください。

■『キャプテン翼 ～たたかえドリームチーム～』

©高橋陽一／集英社
©高橋陽一／集英社・テレビ東京・エノキフィルム
原作「キャプテン翼」高橋陽一（集英社文庫コミック版）
©KLabGames