【2017年4月度日本マーケットレポート】引き継ぎ機能&アンケート調査 上位ゲームアプリはどのような手法で実施している?
本稿では、「日本マーケットトレンドレポート 2017年4月」の<特集2 引き継ぎ機能&アンケート調査>の一部を抜粋しています。
今回の特集では、上位タイトルがどのような⼿法でゲームデータ引き継ぎを⾏っているのか調査しました。現状で各社がどのような取り組みを⾏っているのかの参考にしてください。また、各タイトルがゲーム内外で実施していたアンケートや投票についても併せて調査を実施。
データの引き継ぎ機能は、スマートフォンゲームに必須な要素の1つになっています。以前のデータ引き継ぎには専⽤のコードを発⾏したり、SNSと連携させたりなどの⽅法が使われていました。
しかし、2016年12⽉〜2017年1⽉頃からはApple社の審査ガイドライン変更に基づき、様々なタイトルがデータ引き継ぎ機能の仕様を変更した印象を受けます。
例えば、gumi社の提供する『ファントムオブキル』。本作は2017年1⽉に「Apple社の審査ガイドラインに基づき、次回アップデートより引き継ぎコードを利⽤した機能を終了する」という旨の告知を出しました。
引き継ぎコードに代わる⽅法としてgumi社が取った措置は、ユーザーにFuji&gumi Gamesの運営するタイトルの情報を発信する「FgGファンクラブ」に⼊会してもらい、その際に発⾏される「FgGID」とユーザー⾃⾝が設定したパスワードを引き継ぎに使⽤するというものでした。
また、2017年2⽉には『モンスターストライク』もGoogle+によるバックアップを廃⽌し、2016年12⽉頃に実装された「XFLAG ID」によるバックアップでのみデータが引き継げるように仕様を変更しました。
今回の特集では、上位のタイトルが現状どのようなゲームデータの引き継ぎ⽅法を採⽤しているのかについて調査を行いました。他社の状況を把握したり、現在引き継ぎに⽤いられている⼿段を知ったりするための材料として利⽤してほしいです。また、各タイトルが実施していたアンケートや投票についても同時に調査を実施。こちらに関しては、特集の後半にて得られたデータを掲載。
引き継ぎ機能には、大きく分けて10つの要素があります。
①引き継ぎコード+プレイヤーID
②引き継ぎコード+パスワード
③プレイヤーID+パスワード
④パブリッシャー(ディベロッパー)独⾃のアカウント
⑤Twitterアカウント
⑥LINEアカウント
⑦Facebookアカウント
⑧GameCenterアカウント
⑨Googleアカウント
⑩その他
今回の調査対象は、2017年3⽉のセールスランキングトップ50のタイトルとし、各タイトルの引き継ぎの⽅法、引き継ぎコードを利⽤している場合はその有効期限、有償通貨の引き継ぎが可能かどうか、引き継ぎ登録を⾏うことによる報酬の有無を調査しています。
下記は各タイトルの詳細リストですが、各タイトルがどういう施策を行っているのかは、ぜひレポートでご覧いただければ幸いです。また、最も多い引き継ぎ機能など、市場全体の傾向が見られる資料となっています。
ここら先の内容は、2017年4月の日本マーケットトレンドレポート(MTR)からご確認ください。ご契約者はそのままリンク先でご覧ください。MTRをお求めの方は、レポートページよりご連絡いただければ幸いです。
【主に掲載されている内容】
1. 本特集の概要
ⅰ. 引き継ぎ機能の変更
ⅱ. 調査対象タイトル
2. 引き継ぎ機能
ⅰ. 調査概要
ⅱ. 調査の結果
ⅲ. 各タイトルの詳細
ⅳ. 集計結果
ⅴ. ピックアップ紹介
3. アンケート
ⅰ. 調査概要
ⅱ. 各タイトルの詳細
ⅲ. 集計結果
ⅳ. 実施⽅法
ⅴ. ピックアップ紹介
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