『タガタメ』の売上高が約3.5倍…MAUは約3倍に 年末TVCMやFateコラボでユーザー数が飛躍的に拡大
gumiは、2017年3月10日(金)、2017年4月期 第3四半期決算を発表し、決算資料を同社コーポレートサイトにて公開しました。第3四半期(10-12月)は、売上高が74億4700万円(前四半期比<QoQ>30.3%増)、営業利益同6億7600万円(QoQ 118.0%増)、経常利益7億4100万円(QoQ 約2倍増)とし、前四半期比で増収増益となり、過去最高水準の売上、利益を記録しました。
スクウェア・エニックスと共同開発した『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』(海外言語版含む)をはじめ、Fuji&gumi Gamesと共同開発した『誰ガ為のアルケミスト』、そして同社オリジナルタイトル『クリスタル オブ リユニオン』が好調に推移し売上に寄与したという。
なお、営業利益増の要因には、支払手数料率の低いタイトルが増収したこと、また海外拠点の再編(事業撤退・事業縮小)に伴うコスト削減などにより売上原価率が低下したこと、広告宣伝費の削減等により販売費及び一般管理費が減少したことによるものです。
なかでも目を見張るのが『誰ガ為のアルケミスト』(以下、『タガタメ』)の急成長です。
『タガタメ』は、『ファントム オブ キル』に続くFuji&gumi Gamesの国内第二弾タイトルとして、2016年1月28にリリースされました。7人の主人公が織り成す壮大でドラマティックなストーリーと高度な戦略性に富んだ「三次元空間戦略バトル」が楽しめる、本格的タクティクスRPGです。
決算資料によると、売上高は第1四半期と比較して約3.5倍、そしてMAUは2016年5月と比較して約3倍と急成長。資料では「ユーザーのニーズを捉えた高い運用力を活かし、リリース当初より多様な機能追加やコンテンツの改善を継続的に実施」してきたことを明かしました。さらに、2016年12月からのTVCMの実施に加え、有力IPとのコラボレーション(恐らく「Fate/stay night[Unlimited Blade Works]」)によりユーザーベースが飛躍的に拡大し、第3四半期の売上増加に寄与。
『ブレイブ フロンティア』は、日本語版、海外言語版ともに、配信開始後の期間経過に伴いMAUが減少することを想定。そのため、第3四半期と比べて約25%の売上高減少を見込んでいます。
『ファントム オブ キル』は、TVCMの実施によりMAUは増加することを見込むものの、第4四半期への売上寄与は限定的と想定。そのため、第3四半期と比べて約10%の売上高増加を見込んでいます。
『誰ガ為のアルケミスト』は、MAU、ARPMAUともに引き続き好調に推移することを想定。そのため、第3四半期と比べて概ね同水準の売上高を見込んでいます。
『クリスタル オブ リユニオン』は、MAUは減少することを見込むものの、海外言語版の展開に伴うコンテンツの活性化によりARPMAUが上昇することを想定。そのため、第3四半期と比べて約15%の売上高増加を見込んでいます。
『ブレイジングオデッセイ』は、大規模アップデートを実施予定であることから、一時的にKPIが低下することを想定。そのため、第3四半期と比べて約80%の売上高減少を見込んでいます。
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