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グリーは、2017年2月2日（木）、2017年6月期第2四半期 決算説明会を開催し、決算資料を同社コーポレートサイトにて公開しました。第2四半期（10月-12月）の売上高は153億円（前四半期比<QoQ>4.4％増）、営業利益は15億円（QoQ10.4％減）、純利益は18億8,000万円（QoQ89.4％減）と、前四半期比で4年ぶりの増収となりました。

売上高は、『消滅都市2』などネイティブゲームの貢献により伸長し、利益面では、海外タイトル『DragonSoul』取得に伴い償却負担が増加、また成長を見込み広告宣伝費の投下が影響。

資料のなかで特筆するのは、『消滅都市2』の再成長です。下記の資料を見ていただくと分かる通り、『2』というナンバリングも付き始めた大規模アップデートを経て、コイン消費が2倍に成長しました。また、1年目、2年目と比べても長期安定運営を継続しているのが分かります。

2016年11月17日（木）に実施された大型アップデートでは、過去配信してきたストーリーのフルボイス化をはじめ、最大3人でプレイできるマルチプレイ機能の追加、新ストーリーの配信、一部のタマシイ（ストーリーやクエストにも登場するキャラクター）へのボイス実装などを実施。新しい遊び方を展示したほか、世界観の拡がりも感じさせる内容となっています。

こちらは、「Sp!cemart カレンダー」で調べた『消滅都市2』 2016年11月のApp Storeセールスランキングの推移です。大型アップデートを実施した11月17日（木）には、多数の記念キャンペーンを実施し、100位台だった同作が一気に跳ね上がったのが分かります。

寄与したのは、期間限定セールとガチャイベント。なかでも9,800円のセール商品では、通常フクザワ（有償通貨）165枚のところ、通常開催のセールよりもさらに増量した、1回限り購入可能なフクザワ300枚という内容を展開。さらに、ステップアップガチャとして、1回目は★5以上のタマシイが1体確定、2回目は限定タマシイを含む★6タマシイが1体確定、3回目は限定タマシイが1体確定する特別なガチャも開催。

実際にコイン消費が2倍になった2016年12月のお知らせやバナークリエイティブなど、イベントの詳細をご覧になりたい方は、「Sp!cemart カレンダー」から『消滅都市2』をぜひチェックしてみてください！

ここからは、決算資料にて公開された新作ゲームアプリの近況を紹介します。

アニメ制作スタジオA-1 Picturesとタッグを組んだ本作は、少女たちの織りなす青春ドラマを題材とした「音と魔法の学園RPG」。プレイヤーは、廃部寸前の楽団「器楽部」を舞台に、30人のヒロインを救い、絆を育み、最高の音楽を目指していきます。

1月25日（水）にリリースされた本作は、1週間で着実に順位を伸ばしてApp Store セールスランキングで71位にランクイン。堅調な立ち上がりを見せるなかで、プロモーションの本格化によりどこまで人気を伸ばせるのかが注目されます。

このほか、『アナザーエデン 時空を超える猫』が今春、『武器よさらば』がクローズドβテストに向け開発進行中、『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』が事前登録受付中と、3本のスマホゲームが控えています。